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「美しきフルートとハープの調べ」曲目紹介

「使用管」欄の記号の意味: 「/」=どちらの管でも吹ける、「+」=両方使う(途中で持ち替え)、「D」=ダブル管、「T」=トリプル管です。
*試奏は、ろくに練習もせず雑に録音・編集したので、参考程度と思ってください。

 No.  曲名  使用管         説明     は私が特に気に入ったものです。  試奏
 1 アヴェ・マリア(バッハ&グノー) DSG/TAC 主要部分の音域は低音Gから高音Eまでです。(2回目の最後にに高音A,G,Fが出てきますが、別の音に置き換えるか、1オクターブ下げる工夫をすればいいでしょう。)高めの音域なので、キンキンした音にならないように柔らかく響かせるよう気を付ける必要があります。
みるとさんのように、低音Gが出せれば(低音ラの指使いのまま、あごで歌口を半分塞ぐ→オカリナのタイプによって出来るものと出来ないものがあります。)、1オクターブ低くして吹けるので落ち着いた感じになるでしょう。
定番の伴奏で、特別なアレンジもないので、試奏は省略します。
 
 2 メヌエット(ペツォールト) SG/DAC IとⅡを続けて演奏します。Ⅰは♯2つで、低いDから高音Bの音域、Ⅱは♭2つで低いDから高いB♭の音域です。
DAC管かDSF管なら楽譜通りに吹けますが、SG管のほうが吹きやすいので、試奏はSG管です。ただし、Ⅰの30小節目とⅡの29小節目に出てくる上昇音階の最初の低いDは、SG管だと低音ソになるので、割愛しています。それでも、そんなに違和感はないですね?
Ⅱは、SF管で吹けるので、Ⅰの高音B(F管のファ♯)がSF管で出せる方は、全体をSF管で楽譜通りに吹けます。
 試奏
 3 精霊の踊り AC ちょうどAC管の音域に収まります。ハープに合ういい曲ですね。途中で短調に変わってからの部分が気に入っています。
試奏は、寒いところに置いておいたAC管でいきなり吹き始めたら、ピッチが気持ち低めで気になるところがありますね。冬は気を付けなくては。
 試奏
 4 「歌の翼」による幻想曲 TAC メロディーだけならAC管で吹けますが、アレンジが凝っていて、最初のプロローグも途中からのカデンツァも音域が広いのでTAC管で試奏しました。途中で1オクターブ上げ下げしたり、出ない低音をカットしたりして、やっとのことで吹きました。
21小節目と67小節目めは、フェルマータの付いた音から下降グリサンドになっていますが、無伴奏になるので、テンポを合わせる練習をしなければなりません。試奏は、あまり時間が無かったので、フェルマータの音をただ長く伸ばすだけにしています。時間があるときにグリサンドの練習をして格好良く決めたいものです。この曲集の中で一番手こずりましたが、ハープとの呼吸が合うようになると、素敵な演奏になりそうです。
(試奏は、メタメタですが・・・(^^;)

なお、もっと簡単な方がいい方は、
オカリナ三昧のサイトでハープの伴奏と楽譜を無料でダウンロードできます。そちらも、シンプルですがとてもきれいなので、以前、老人ホームで吹いたら喜ばれました。試奏をアップしているので、参考にしてください。(トップページの表A2から入ってください。)
 試奏
 5 クリスマスの賛美歌
(O Holy Night)
DAC 低音Dから高音Gの音域です。カラオケの音を1音下げる技術をお持ちの方は、1音下げれば、AC管でハ長調で簡単に吹けます。
ただ、途中からハープの伴奏が三連符から4連符に変化するので、合わせるのがやや大変かもしれません。
 試奏
 6 天使のセレナード TAC/DSG これもハープにぴったりの曲ですね。試奏は、全部の音をカバーしようと思ってTAC管で吹きました。DSG管の方が吹き口の移動が少なくて楽かもしれませんが、最後の音階に低音D(G管のソ)が出てくるので、他の音に置き換える必要があります。試奏は、楽譜を追うのに精一杯で、吹き口の移動が滑らかにできていませんが、綺麗な曲なので、ものにしたいです。  試奏
 7 子守歌(シューベルト) SG/SF 試奏はSG管ですが、SF管でも吹けます。メロディーを2回繰り返すだけで、2回目は楽譜では1オクターブ高くなっていますが、試奏は同じ高さで繰り返しました。このままではちょっとつまらないので、2回目はちょっとアレンジしてもいいかもしれませんね。  試奏
 8 人知れぬ涙
(オペラ「愛の妙薬」より)
SF SF管の音域内に収まるのはうれしいですが、楽譜に♭が5つ付いています。SF管なら♭4つにはなりますが、それでも譜読みがちょっと大変かもしれません。でも、テンポはゆっくりなので、慣れれば大丈夫でしょう。いい曲で、とても気に入りました。  試奏
 9 夢のあとに AC 途中で1オクターブ上がりますが、試奏は上げないで吹きました。そうすれば、AC管で吹けますから。「大人のスタンダード」(トップページの表B0)にAC管で吹けるオーケストラ音のカラオケがあります。  試奏
 10 ソルヴェイグの歌 SG/SF 同じ高さのピアノのカラオケが笛吹きたちのフルート曲集~にじ (トップページの表B4)に載っています。  試奏
 11 間奏曲
(オペラ「カヴァッレリア・ルスティカーナ」より)
AC 最後の高音AをFにすれば、AC管で吹けます。(楽譜通りに吹きたければDAC管が必要)  試奏
 12 白鳥 DSG/DSF 楽譜が♯1つなので、DSG管なら♯が0になって吹きやすいかもしれません。  試奏
 13 インドの歌 AC AC管で気楽に吹けるのに、いい雰囲気が出せるので、得した気分になれる曲。  試奏
 14 宵待草 TAC かなりアレンジされているので、TAC管を使いました。DAC管でも大丈夫でしょう。上手に吹けるようになったら、演奏映えするでしょうね。途中、1オクターブ上げ下げしています。  試奏
 15 赤とんぼ TAC 基本のメロディーはAC管で吹けますが、かなりアレンジしてあるので、なるべく楽譜通りに吹くために試奏はTAC管を使いました。1オクターブ上げ下げしたり、低音ラ♭を息を弱めて出したり、いろいろ工夫が必要でした。  試奏