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「トリプルオカリナ・コンサート・レパートリーVol.1、2」曲目紹介

*トリプルオカリナの曲集ですが、試奏はシングル管です。
  「使用管」欄の記号の意味: 「/」=どちらの管でも吹ける、「+」=両方使う(途中で持ち替え)、「D」=ダブル管、「T」=トリプル管です。

*試奏は、ろくに練習もせず雑に録音・編集したので、参考程度と思ってください。


   No.  曲名  使用管   説明  どの曲も気に入ったので、特に付けていません。  試奏
 Vol.1  1 アヴェ・マリア SF 一見、細かい音符がたくさんあって難しそうに見えますが、テンポがかなりゆっくりなので大丈夫です。 試奏
 2 酒とバラの日々 AC+SF 70~71小節の上昇の音階の最後の高音F#とGはカットしました。最後の転調部分はSF管に持ち替えました。(高音Gで盛り上がる所があるので。)アドリブ部もそれほど難しくなく、吹きやすいです。ただし、3箇所で1オクターブ上下しています。 試奏 
 3 クレオパトラの夢 AC+SF 中間の34~69小節でSF管を使っています。スウィングのリズムが楽しいです。(試奏はまだ手探りでリズムに乗り切れていませんが。) 試奏 
 4 すべてをあなたに AC+SF 最初のメロディー部最後34~35小節は1オクターブ下げました。
アドリブ部はSF管で、数カ所で1オクターブ上下しています。C調の楽譜を頭の中でF調に変換しながら吹いたので、ちょっともたもたしていますが...(^^;)。
最後に転調してメロディーを吹く部分は、F管の高音F#が2箇所出てきますが、SF管で息を強く吹き込んで出しました。AC管で低音ソ#を息を弱めて出しても吹けなくはありませんが、その場合、最後の盛り上がりの長いF#の音が特殊技術がないと出せませんから、1オクターブ下げなければなりません。最後は盛り上がりたかったので、SF管にしました。
試奏
 5 きらきら星 SF 90~92小節は、グリサンドの最初の音だけ指定してあって「自由に演奏してください」と書いてあるのですが、89小節から指定も無視して勝手に吹いています。基本のメロディーをABAとすると、69~100小節と133~164小節のアドリブ部は、それぞれAABAに対応しているので、メロディーを自分流にアレンジしてもカラオケに合います。でも楽譜通りに吹ければ格好いいですね。 試奏
 6 主よ、人の望みの喜びよ SF ピアノが大沢さんの演奏のリズムの揺れに合わせているらしく、最初の基本メロディーの繰り返しの部分で急に速くなってちょっと焦りました。試奏は焦りが出てしまっていますが、自然にテンポの緩急が合わせられるようにするといいですね。大沢さんの「演奏のポイント」に「息継ぎの位置をよく確認して」と書かれていますが、試奏はその余裕がありませんでした(^^;)。皆さんは、大沢さんの演奏を聴いて、息継ぎもよく確認しましょう!
44小節目と71小節目の最初の音はF管だと低音ファ#になるのでそれぞれラとレに置き換えました。77小節目の三拍目の4連符の最初の高音ファ#を息を強めて出そうとしましたが、ファになってしまっているような・・・でも違和感はないような気がしますね・・・?
70小節目は音符がたくさん詰まっていて忙しいので、音を間引いて3連符×3にしました。
途中に何度もオクターブ上下をしています。あまりに上下が極端に感じるところは、自分で変えてしまったほうがいいでしょうね。
でも、格好いいアレンジなので、なるべく活かしたいです。
試奏
Vol.2        1 G線上のアリア AC+SF この曲も音符は細かいですが、テンポがかなりゆっくりなので吹きやすいほうだと思います。25小節目のC管の低音ソはラに置き換えました。最後の「結婚行進曲」のメロディーだけSF管で吹いています。 試奏
 2 よろこびの歌 SF+AC イントロは模範演奏を聴いてタイミングを覚える必要があります。試奏はまだ自信なさそうに吹いています。29~36小節も、伴奏と合わせるのがやや難しい箇所です。特に、29小節目は最初の4分休符を8分休符ぐらいにして入らないと伴奏とずれてしまいます。大沢さんの模範演奏をよく聴いてタイミングをつかむ必要があります。
45小節以降はAC管です。66小節目の高音ソと73小節目最後の高音ドはカットしました。
もうちょっと慣れてゴスペルのリズムに乗れるようにしたいものです。
試奏
 3 ラヴィン・ユー SF 基本のメロディーは低音C#~高音F#です。F管で低音C#(F管の低音ソ#)を息を弱めて出せば、アドリブ部も含めて吹けそうなのでやってみました。
AC管で吹くとしたら、基本メロディーで1箇所高音ファ#が出てくるので、それが出せればOK。アドリブ部は工夫すれば吹けるでしょう。SF管の方が最後が盛り上がると思いますが。
試奏
 4 オブリヴィオン SF すべての音がF管の音域に収まります。難しいアドリブ部もないので、練習あるのみですね。 試奏
 5 ふるさと AC 叙情的ないいアレンジだと思います。特に難しい箇所もないので、高齢者対象の演奏にいいかもしれません。 試奏
 6 野ばら SF 基本メロディーは、#1つなのでSG管のほうが吹きやすいかもしれません。
その後は、本当はDSF管で吹けば、1オクターブ上下の必要がなく楽譜通りに吹けますが、今回は、シングル管で吹くことにこだわったので、SF管で何とか頑張りました。91小節目の高音ファ#は息を強く吹き込んで出しています。88~90小節と93~94小節は、難しいので音をたくさん間引いてかなり簡単にして吹いています。
試奏
 7 宝島  AC  66、68、70小節目の高音ソは、それぞれファ、ミ、ミに変えました。71小節目は、6連符や5連符のすべてを吹くのは無理なので、音を間引いて16分音符の連続に変えました。「演奏のポイント」に 「音符を少し早めに処理していくイメージをもつと、カッコいい演奏につながると思います」と書かれていますが、試奏は伴奏を後追いしている感じですね。練習してカッコいい演奏を目指したいです。 試奏