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「リコーダー四重奏曲集【クラシック&童謡編】」曲目紹介



 曲名 使用管 説明  試奏
シチリアーナ ①SF(SG)
②AC
③AF
④BC
楽譜通りの高さです。

◆1stは、SF管でもSG管でも吹きやすい音域です。
SF管なら、楽譜のファソラシドレミ→SF管のドレミファ#ソラシです。
SG管なら、楽譜のソラシドレミファ→SG管のドレミファソラシ♭です。
◆2ndは、楽譜よりオクターブ下げて吹きました。1箇所だけ出てくる短い低音ソはオクターブ上を吹きました。
◆3rdは、短い低音ラが2箇所出てくる以外は吹きやすい音域です。

◆4thの低音ソはシに替えました。
 試奏
間奏曲
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
①SF
②AC
③AF
④BC
楽譜より1音上げて吹きました。[ヘ長調(♭1つ)→ト長調(#1つ)]

◆1stは、一番最後にだけ出てくる長く伸ばす高音ファ#はレに替えました。

◆2ndは、楽譜よりオクターブ下を吹きました。低音ソが5箇所出て来ますが、ちょうど3rdが空いているので、その音だけ3rdに移しました。
◆4thに2箇所出てくる低音ソは、オクターブ上げて吹きました。
 試奏
夜想曲
劇音楽「夏の夜の夢」より
①SG(SF)
②AC
③AG
④BC
楽譜より1音上げて吹きました。[ト長調(#2つ)→イ長調(#3つ)]
指定の速度で吹きましたが、もう少し早くてもよかったかもしれませんね。途中からの三連符も見かけより難しくなかったですから。

【1音上げる場合の楽譜の読み替え方】
◆1stは、SG管を使って、F管で吹くときのように読み替えると吹きやすいです。
楽譜のソラシドレミファ#→一音上はラシド#レミファ#ソ#→G管のレミファ#ソラシド#になります。
ただ、低音ラを避けたい場合は、SF管で吹くこともできます。F管だと楽譜より1音上げた音をF管用に読み替えることになります。調号は#4つになります。(楽譜より一音上のラシド#レミファ#そ#→F管のミファ#ソ#ラシド#レ#)・・・試奏はSF管で吹いています。(AC管と同じシリーズの管で相性がいいので。)
◆2ndのAC管は、楽譜より1音高い音をオクターブ下げて吹きます。調号は#3つ(ファ、ド、ソに#)です。リハーサルマーク「G」の前の小節の4拍目から「G」の3小節目の1、5拍目までは、主旋律に低音ソが出てくるので、そこだけ3rdに移しました。
◆3rdは、AG管でF管を吹くときのように読み替えます。1stと同じです。2ndのメロディーを吹くところは、3rdの三連符は省いています。
◆4thはB管ですが、へ音記号の楽譜をト音記号の楽譜と思ってG管を吹くように読み替えると楽です。ファトドに#です。
 試奏

ヴァイオリン協奏曲「四季」より
①AC、SF
②SF、AF、
AC
③AC
④BC
⑤SC、AF
楽譜通りの高さです。
音域が広い&細かい動きが多いので吹きやすい管を使いたい、ということで、管を何回か持ち替えながら吹くことにしたのですが、持ち替えの余裕がないので、1人補助を入れて、5人で吹く想定にしました。また、1stと2ndが同じメロディーを吹くところは、どちらか1人で吹くことにしました。

以下、「」はアンサンブルマークです。
◆1stは、AC管で吹き初め、「B」の小鳥の歌は5thに任せ、「C」からSF管です。「E」の水の流れは、最初AC管で最後はSF管「G」の最初のメロディーは2ndに任せて休み、3小節目からSF管で吹きます。
セーニョ以降は最後まで休みです。
◆2ndは、最初は休みで「B」「C」の小鳥の歌はSF管、「D」は休み、「E」の水の流れはAF管、「F]は休みで、「G」から最後まではAC管で3rdを吹きます。AC管だけは楽譜よりオクターブ下を吹きます。
◆3rdは、最初から「D」までAC管で楽譜のオクターブ下を吹き、「E」は休み、「F」から最後までは、2ndをAC管でオクターブ下を吹きます。
◆4thは、BC管だけですが、低音ファはオクターブ上げて吹きました。
◆5th(補助)は、「B」の小鳥の歌tの1stをSC管で吹き、「C」「D」は休みで、「E」「F」の水の流れはAF管で3rdを吹きます。その後は、セーニョ以降をAC管で1st(2ndと同じ旋律)を吹いてもいいし、お休みしてもいいです。(試奏ではお休みしています。)
 試奏
アメイジング・グレイス ①SG
②AC
③AG
④BC
楽譜より1音上げて吹きました。[ト長調(#1つ)→イ長調(#3つ)]

読み替え方法は、上の夜想曲と同じです。
◆1stは、SG管ですべての音を出せますが、最初のメロディー部分の低音ラの響きが悪いので、最初はSF管、「C」からSG管がいいかもしれません。「C」以降は、SF管だと16分音符の高音ソが1箇所出てくるだけなので、それを無くせば、すべてSF管で吹けます。
 試奏
ア・ラ・ホーンパイプ
「水上の音楽 第2組曲」より
①AC、SF
②AG、AC
③AF
④BC 
楽譜通りの高さです。
トリルは、バロック音楽風(拍の頭から&一音上の音から始める)を心がけました。
YouTubeの演奏を参考にするといいですね。
指定通りの速さで吹き始めたら、途中の2ndの連続四連符の動きに四苦八苦、何度もつまずいてしまいました。試奏は切り貼りでごまかしていますが、最初から、「E」「G」の2ndが何とか吹けるぐらいの速さにするのがいいですね。

◆1stは、最初の4小節半のメロディーを2ndの代わりにAC管で吹きました。その後はずっとSF管です。
D.C.直前の1小節は休んでAC管に持ち替えて最初に戻り、途中でSF管に持ち替えて終わりです。
◆2ndは、5小節目の途中からAG管で吹き始めて「B」「C」はAC管、「D」はAC管、「D」の最後の小節は全パート同じ音なので、他のパートに任せて、そこでAC管に持ち替えます(難しいフレーズの始まりです)。最後の「H」でAG管に持ち替えます。

4thは、低音ソが出てくるフレーズは、オクターブ上げて吹きました。
 試奏
甘い夢
「子どものためのアルバム」より
①SG
②AF
③AF
④BC
楽譜と同じ高さです。

◆2ndはオクターブ下を吹きました。
◆4thの低音ファ、ソ(を含むフレーズ)はオクターブ上げました。
 試奏
そりすべり ①SF
②AC
③AF
④BC 
楽譜通りの高さです。
吹きやすくて楽しい曲です。

◆4thは、低音ファ、ソを含むフレーズはオクターブ上げて吹きました。
 試奏
ママがサンタにキッスした ①AC
②AG
③AG
④BC 
楽譜より1音上げて吹きました。[ハ長調(調合なし)→ニ長調(#2つ)]

ジャズ調の楽しいアレンジです。(特に途中からが。)
指定通りの速度で吹きましたが、個人的にはもう少し速いほうがいいかなと思います。

読み替え方法は、上の夜想曲を参考にしてください。
◆2ndで、2か所出てくる高音ファ#は、1stに移しました。
◆BC管で低音ソを含むフレーズはオクターブ上げて吹きました。
 試奏
故郷 ①SF
②AC
③AF
④BC  
楽譜はヘ長調(F調:♭1つ)ですが、変イ長調(A♭:♭4つ)に転調しました。

美しいアレンジです。

◆1stは、SF管で、楽譜より1音下を吹きます。(シ、ミ、ラに♭)
楽譜のファソラシ♭ドレミ→F管のミ♭ファソラ♭シ♭ドレ
◆2ndのAC管は、ト音記号の楽譜をへ音記号の楽譜と思って、シ、ミ、ラ、レに当たる音に♭を付けます。
◆3rdのAF管は1stと同じ読み替えです。
◆4thは、へ音記号の楽譜をト音記号の楽譜と思って、F管を吹くときと同じ読み替え方をします(楽譜のファソラシ♭ドレミ→F管のドレミファソラシ)。そして、シ、ミ、ラ、レに当たる音に♭を付けます。
 試奏
夕焼け小焼け ①SF
②AC
③AF
④BC 
楽譜はハ長調(調号なし)ですが、ヘ長調(♭1つ)に転調して吹きました。
つまり、楽譜がF管用の楽譜になったと思えばいいわけなので、吹きやすいです。

これも素敵なアレンジです。単純な曲ほど編曲者の力量がわかりますね。

◆1stと3rdはF管なので、楽譜をそのまま吹けばいいので楽です。
◆2ndと4thのC管は、C調の楽譜をG管で吹くときのように読み替えます。(シに♭)
楽譜のソラシドレミファ→ドレミファソラシ♭(楽譜のファ#はシです。)
*4thのBC管のパートに高音ファソファが出てくる箇所が1箇所だけありますが、そこは、3rdのAF管に任せました。(AF管だとドレドになります。)
 試奏