「坂上領のJazz & Pops Flute Lesson Book」曲目紹介

*試奏は雑に録音・編集したので、参考程度と思ってください。リバーブや音量の調節もイマイチかもです。
*今回、合奏用に最近購入した高音まで優しい息のAC管を使ってみたら、ピッチが高めになってしまった曲があったので、メロディー部分だけ取り直しました。(アドリブ部はそのままです。) この管はラが高めに出ることがわかったので、左手薬指用の穴を養生テープで少しだけ塞いだら、いい感じになりました。ただ、それをやったのは、全部吹き終わった後、どうしても気に入らない所を吹き直す途中でした。もっと早く気づけばよかったですね。今までは自分が楽器に合わせて吹くことを考えてきましたが、自分の息に合うように楽器を調律するのも大切ですね。

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No.   曲名  使用管  説明       試奏
1 星に願いを AC バラード。メロディーの最初の低音ソはオクターブ上げて吹いています。  試奏
2 Fly Me To The Moon AC swingのリズムが格好いいです。アドリブ部は音域外の高音が出てくるところはオクターブ下げています。  試奏
3 いつか王子様が SG+AC ジャズワルツです。メロディーは♭2つなので、本当はF管で吹いた方が♭1つになるので吹きやすいのですが、高音C(F管のソ)が出てくるのでG管で吹きました。
AGとAC、SGとSCの組み合わせでもいいのかもしれませんね。

アドリブ部はバタバタしていていますが、取りなおす余裕がないので・・・。(^^;)
 試奏
 4 Over The Rainbow AC バラードです。  試奏
 5 Misty AC 1拍=八分音符2つと、1拍=3連符の箇所が混在しているので吹き分けるのに注意が必要です。それに、八分音符2つをswingしないで同じ長さで吹くことにも注意。うっかりswingしてしまいそうになる曲です。
アドリブ部はオクターブ上げ下げしました。アドリブ部最初の2小節目の32分音符の下り→上りの音階は、処理が面倒なのでバッサリカットしましたが、試奏を聞く限り違和感はなさそうです。
 試奏
6 枯葉 SG swingです。アドリブ部の進行が格好いいです。オクターブ上げ下げしてます。  試奏
 7 You Are The Sunshine Of My Life SG ボサノバ。ゆっくり目の曲だし、アドリブ部が短めなので助かります。  試奏
 8 A Felicidade SG ボサノバのリズムとシンコペーション満載のメロディーが素敵です。  試奏
 9 Chove Chuva AC+SG サンバです。アドリブ部だけSG管です。持ち替えの余裕を作るためにはアドリブ部最初の3音は削ったほうがいいでしょう。  試奏
 10 Comin' Home Baby SF 60に大ヒットした曲らしく、坂上さんが「ジャズフルートの歴史上、最もヒットした曲の一つではないでしょうか?」と書いています。
funkなので、swingにならないように注意が必要。
G管でも吹けなくはないですが、♭2つなのでF管のほうが吹きやすいです。
最初テーマを2回繰り返すところで、楽譜では2回目は1オクターブ上げていますが、オカリナの試奏ではどちらも同じ高さで吹いています。
 試奏
 11 登山列車と雨男 SG+AC 坂上さんのオリジナル曲。坂上さん自身が雨男のようですね。
ブラジルのバイヨンのリズム。フルートのDUOで、掛け合いになっている所もあるし、途中に8分の7拍子が出てきたりで、とても楽しい曲です。吹いてみると意外と簡単でした。(他の曲と比べてということですけど。)
試奏は、1stパートがオカリナで、2ndは坂上さんのフルートです。掛け合いのところで一箇所出てくる低音ソ、ファ#の連続は省きました。エンディングの繰り返しのメロディーは、持ち替えのため1回目だけ省いて(フルートにお任せして)います。

2ndパートもオカリナAC管とSG管でほぼ吹けそうですが、一部に音域外の音が出てくるので、工夫が必要でしょう。(今は未検討です^^;)
 試奏