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「Quena Songs:ケーナのための南米フォルクローレ名曲集」Vol.1~5


「使用管」欄の記号の意味: 「/」=どちらの管でも吹ける、「+」=両方使う(途中で持ち替え)、「D」=ダブル管、「T」=トリプル管です。

*試奏は、ろくに練習もせず雑に録音・編集したので、参考程度と思ってください。

Volー No  曲名 使用管  説明 
は私が特に気に入った曲です。
 試奏
1-1 素焼きの瓶 G/C C管でも吹けますが、低音ラが多くて吹きにくいかもしれません。試奏はSG管です。2回繰り返すので、1回目をAG管、2回目をSG管にしてもいいかもしれません。 試奏
1-2 こだま F/G/C 音域が狭いのでF管、G管、C管どれでも吹けます。試奏はSG管です。 試奏
1-3 花祭り C 試奏はAC管です。 試奏
1-4 あなたのもとへ C 明るく爽やかな感じのメロディー。1回目は楽譜通り、2回目は山下さんを真似してちょっと装飾をつけてみました。 試奏
 1-5 コンドルは飛んで行く F+C 試奏はSF→AC→SFと持ち替えています。録音するとき、持ち替えのために途中で止まりましたが、実際に人前で演奏するときは、AC→SFのときにACの最後の音をもっと短く切る必要がありますね。
イントロはテンポが揺れるので、カラオケと合わせる練習がひつようです。
試奏
 1-6 悲しい人  C/G  試奏は1回目はAC管、2回目はSG管です。  試奏
 1-7 蝶々 F/C  リズミカルで楽しいです。C管で吹けるのですが、装飾音符に高音ファ#が出てくるので、試奏はSF管にしました。 試奏
 1-8 灰色の瞳  C*  ほぼC管の音域ですが、低音ソが2回(×2)だけ出てきます。他の音に変えるか、カラオケを1音上げれば大丈夫です。
試奏は、手持ちのAC管の中で、調整穴を塞ぐと低音Gが出るものがあったので、それを使いました。
名曲なので、情感を込めて吹けますね。2回繰り返すことになっていますが、試奏は1回目だけ吹いてあとはフェイドアウトしています。 
試奏
 1ー9 ベニの浜辺で G/F  恋愛映画の主題歌のようないい曲です。カラオケを1音かそれ以上上げればC管で吹けます。 試奏
 1-10 カルナバル・グランデ 試奏はSG管です。イントロだけ楽譜より1オクターブ上げて吹いています。 試奏
 2-1 夜明けにて  C  大好きな曲です。C管の低音ラから高いドまでの音域ですが、カラオケをもう少し上げると吹きやすく、演奏映えもするかもしれません。 試奏
G 2020.6.8追加:G管でも吹けるのに気づいて、SG管の試奏を追加しました。C管だと、高いドに「ドレド」の装飾音を付けられますが、SG管だと「ファソファ」になってしまうので、ファの前にミをちょっと付けるだけにしてみました。 試奏
 2-2  真紅のバラ F フラメンコの雰囲気です。C管だと高音ソがあるので、ダブル(トリプル)が必要。楽譜がシャープ1つなのでG管が吹きやすいのですが、低音ソが1箇所出てくるので、他の音に変えればOK。(低音ソ#もありますが、息を弱めれば出せます。)試奏は、全音をカバーできるSF管で吹きました。2回繰り返すことになっていますが、試奏は1回目だけ吹いてあとはフェイドアウトしています。   試奏
 2-3  スーボ C/G/F 簡単で短い曲ですが、味わいがありますね。C調のド~ラの音域なので、どの管でも吹けますが、試奏は1回目はAC管、2回目はSG管です。 試奏
 2-4  マラカ・マテオ G/F  カーニバルの曲。楽しいです。 
楽譜が#1つなので、G管が吹きやすいと思いますが、試奏は、山下さんの飾りに出てくるレ(G管のソ、F管のラ)を入れるためにSF管で吹きました。
試奏
 2-5  褐色の肌 C 途中で第二パートが付いて合奏になります。カラオケに第二パートだけ入れておけばいいですね。試奏は装飾音を入れるのに気を取られて、ピッチが低くなってしまってるところがあります(^_^;)。 試奏
 2-6  コジータ G/F  とても気に入りました。楽譜が#1つなので、試奏はSG管で吹きました。(低音ソ#は息を弱めて出しています。)  試奏
 2-7  陽気な柳 G/F  途中、4小節で徐々に音を上げていく上昇グリサンドが面白いです。試奏はまだ上手くできていませんが、山下さんの演奏を参考にして格好良く吹けるようになりたいです。F管でも吹けますが、試奏はSG管です。 試奏
 2-8  風とケーナのロマンス 最後に高音ソとラがあるので、その部分だけ1オクターブ下げて吹きました。下げないで楽譜通りに吹きたい場合は、ダブル(トリプル)管を使うか、特殊奏法で吹くことになります。  試奏
 2-9  リャマの道 Aメロを3回繰り返しますが、山下さんは3回目は息をどこかから吹き込んで掠れた音を出す奏法を使っています。みるとさんが「オカリナ・カクテル」の中で歌口から息を吹き込む奏法を使っていますが、それと同じ感じです。
試奏では、その部分だけAG管で吹いています。最後の方に「ワウワウワウワウ」という感じで吹くところがあって楽しいです。 
試奏
 2-10  コーヒールンバ F/C  C管で吹く場合は、最後の高音ラだけオクターブ下げて吹くか、ダブル(トリプル)管か特殊奏法を使う必要があります。試奏はSF管です。楽譜通りに吹くのはそれほど難しくないと思いますが、試奏はいろいろ装飾を付けようとして苦労しました(^_^;)。でも、それが楽しいですね。 試奏
3-1  エル・グアホホ F 楽譜は#1つなので、本当はG管が吹きやすいですが、低音D(G管のソ)があるので、SF管で吹きました。同じことを2回繰り返すので、試奏は1回目だけ吹いてフェイドアウトしています。
2020.6.9追記:書き忘れていましたが、低音B(C管のシ、F管のファ#)が出てくるので、D#(F管のラ#)に置き換えて吹きました。
試奏
3-2  グアプルー  G 楽譜は#1つなので、本当はG管が吹きやすいですが、低音D(G管のソ)があるので、SF管で吹きました。同じことを2回繰り返すので、試奏は1回目だけ吹いてフェイドアウトしています。ボリビアのカーニバルの曲。楽しいですが、途中の三連符が要練習。  試奏
3-3  エル・アンティガル  哀愁に満ちたアルゼンチンの曲。ちょっと演歌に通じる感じが。 途中、オクターブ上げて吹いています。 試奏
3-4  タイピカラ G きれいなメロディーです。1回目はソロ、2回目はデュエットです。下のパートの最後から3番目の小節に低音ソが出てきますが、ラに変えました。ケーナではオクターブ上下して吹いていますが、オカリナは無理なので、ずっと同じ高さです。  試奏
3-5  チョグイ鳥 G/F  音域は広くないのですが、一か所だけ低音D(F管のラ、G管のソ)が出てきます。F管なら出せますが、この曲はG管のほうがかなり吹きやすいので、低音ソをシに変えて吹きました。楽譜は単純ですが、山下さんが鳥が鳴いているような吹き方をしている個所を真似してみました・・・。イントロはテンポが揺れるので、カラオケと合わせる練習が必要です。 試奏
3-6  コージャ族のクエカ フラメンコっぽい感じですね。動きが速い箇所があるので、SC管を使いました。ちょっとピッチが合っていませんが、吹きがいのある曲です。 試奏
3-7  君の影になりたい  美しいメロディーですね。たまに出てくる低音ソ# は息を弱めて出せます。ギターの伴奏が素敵です。カラオケは最後に三連符がどんどん速くなるので合わせるのがたいへんですが、誰かに伴奏を頼めば自分のペースで吹けますね。 試奏
3-8  仲間たち  カーニバルの楽しい曲。楽譜が#1つなのでG管のほうが吹きやすいのですが、低音レ(G管のソ)がF管だとラで出せるので、F管で吹きました。  試奏
3-9   カンバの娘 イントロのギターのコード進行が大好きです。メロディーもいいですね。途中の「ワオワオワオ」の吹き方も気に入りました。 試奏
3-10  アルフォンシーナと海  G 哀愁に満ちた美しい曲です。装飾を付けて吹くと魅力的な演奏になりそうです。ギターの伴奏もいいですね。途中、音域の関係でオクターブ上げ下げしています。  試奏
4-1  フメチ  カーニバルの楽しい曲。途中でオクターブ上げ下げしています。  試奏
4-2  太陽の乙女たち F 変わった面白い曲です。試奏は、速いテンポについていくのに必死で、ピッチがいまいちでした~_~;。でも楽しいので練習します!  試奏
4-3  満月の夜  G/F Aメロ、Bメロが変わっていますね。メロディーが予想外の動きをするので、やや苦戦しました。Cメロは雰囲気が変わって吹きやすくなります。#1つなので私はG管のほうが吹きやすいです。でも低音ラを避けたいなら、F管ですね。 試奏
4-4  ビバ・トリニダー  いい曲です。メロディーもリズムもイントロのギターのコード進行も、とても気に入りました。私の中では50曲中のベスト5に入ると思います。  試奏
4-5  また会うその日  ①C
②F/G 
1回目はソロ、2回目はデュエットです。試奏は、ソロはAC管、デュエットはSC管とSF管で吹きました。その関係でイントロはAC管、エンディングはSF管で吹いています。  試奏
4-6  道  ①G
②C 
リズミカルなデュエットで、試奏はSG管とAC管です。演奏も編集も雑ですみません(^_^;)。 試奏
4-7  雪が降る F+C  途中で曲想が変わります。試奏は、SF→AC→SC→SFと持ち替えました。C管で高音ソが出せる方は、F管は必要ありません。試奏では、持ち替えのときいったん止まっていますが、続けて演奏する場合は、C部最後の「ミミミ ソ」をギターに任せれば持ち替えの余裕ができます。  試奏
4-8  出会い  C/F  楽譜をそのまま吹くにはトリプルC管が必要ですが、試奏はAC管で、途中でオクターブの上げ下げをしています。 F管でも吹けますが、低音が多くなります。 試奏
4-9  ワイノット  G この曲もとても気に入りました。変化があって吹いていて気持ちいいメロディーです。山下さんの演奏を真似していろいろ飾りをつけたりアドリブを入れると楽しいです。 
*楽譜と山下さんの演奏が違っているところがありました。山下さんの演奏では、第23小節から第32小節を吹いたら第23小節に戻って繰り返すのですが、第29~30小節で伸ばす音をあと2小節分伸ばし、第31、32小節は飛ばして先に進みます。→つまり、第31,32小節は、楽譜では1回目も2回目もド#(G管のF#)を吹くことになっていますが、山下さんは1回目はそのまま、二回目はその前の小節のミ(G管のラ)を続けて伸ばしています。
2020/6/5追記:ちび汰さんがすぐに山下さんに確認してくださいました。(ありがとうございます!)「譜面通りでも前の音を伸ばしてもどちらでも構わない」とのことです。自由に吹いていいということですね。
試奏
4-10  忘却  気持ちを込めて吹くといい雰囲気になる曲です。A-B-Aの曲ですが、試奏はA-Bだけ吹きました。  試奏
5-1  バリーチャ  ①SF
②DAC 
軽快なテンポのデュエットです。下のパートは、低音ラから高音ファ#の音域です。 試奏
5-2  コンドルの飛行  気持ちよく吹ける曲です。第8から4小節分伸ばす音の下に「長さはある程度自由に」と注釈がありますが、1回目と2回目は楽譜通り、3回目は楽譜より2小節分長く伸ばすとカラオケと合います。  試奏
5-3  チュルピ  楽譜は#1つなのでG管のほうが吹きやすいのですが、低音D(G管のソ)が時々出てくるのでF管で。試奏はAメロとBメロを1回ずつ吹いています。 試奏
5-4  ウルバンバ川の流れ  ①G
②F/G/C 
きれいなデュエットです。試奏は1stも2ndもSG管です。
もっと装飾音を付けて吹く場合は、2ndがSG管だと低音ソが出てくるので、SF管で吹いたほうがいいです。AC管でも吹けますが、高音が多くなるのでちょっと吹きづらくなるかもしれません。
試奏
5-5  圧搾機  演歌のように感情を入れ込んで吹くといい曲ですね。試奏はSF管で、途中でオクターブ下げています。  試奏
5-6  原生林  SF/DAC  「原生林」という題ですが、暗いジャングルではなく、川が流れ、鳥が歌うような軽快な曲です。DAC管の音域ですが、それだと小鳥のさえずりのような装飾を付けにくいので(ちょうど第一管と第二管の境目になります)、試奏はSF管を使いました。途中でオクターブ下げているところがあります。メロディーやリズムの変化があって、山下さんを真似ていろいろ飾りを付けるととても楽しい曲です。  試奏
5-7  シュロの林  G フラメンコ気分で吹けます。  試奏
5-8  大地と川  TAC  大河を見渡すような感じの曲。いい曲でそのまま吹きたかったので、トリプルAC管を使いました。  試奏
5-9  星  ①G/C
②G/C 
デュエットです。試奏は上下パートどちらもSG管です。途中上下でリズムが変わるところがありますが、山下さんの演奏を聴いたときは難しそうに思いましたが、実際は簡単です。 試奏
5-10  水辺の花  G/C+G 最初の部分はAC管でも吹けます。(試奏よりオクターブ低い音になります。)試奏は全部SG管で吹きました。C部に1つだけG管の高音ラがありますが、ミに変えて吹いています。
D部の分散和音の連続は難しいので、試奏ではギター伴奏だけにしてあります。頑張って練習してもいいし、自分なりにアレンジして吹いてもいいでしょう。
 
試奏