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「大人のスタンダード」曲目紹介

「使用管」欄の記号の意味: 「/」=どちらの管でも吹ける、「+」=両方使う(途中で持ち替え)、「D」=ダブル管、「T」=トリプル管です。
*試奏は、ろくに練習もせず雑に録音・編集したので、参考程度と思ってください。

 No.  曲名  使用管         説明     は私が特に気に入ったものです。  試奏
 1 ベンのテーマ  AC 14歳のマイケル・ジャクソンが歌った映画の主題歌。きれいなメロディーです。一見簡単そうに見えますが、一気に5度や7度上の音を出さなければならない箇所が繰り返し出てくるので、きちんとピッチを合わせるのに結構気を遣う必要があります。  試奏
 2 遙かなる影   SG 原曲の雰囲気のカラオケです。これも5度や6度一気に上げる箇所が多く、しかもそれがメロディーの要ですから、結構難しいと思いました。ゆっくりのカラオケとリズムを合わせるのにも気を遣います。でもいい曲なので練習して吹きこなせるといいですね。  試奏
 3 スマイル  SG クラシック調→ジャズ調→ジャズアドリブの変化が面白いです。  試奏
 4 この素晴らしき世界  SG/AC 3連符がたくさん出てきます。場所によって刻み方が違うので要注意。AC管だと落ち着いた感じ、SG管だと爽やかな感じになります。  試奏
 5 Someone to Watch Over Me  SF ♭3つなので、SF管が吹きやすいと思います。(♭2つになるので。)ただ、1箇所だけ音域外の低いCが出てきますが、フェイク部なので、その音だけ吹かなくても大丈夫です。AC管の場合は、エンディングだけ高音G、G♭、Aが出てくるので、ダブル管が必要ですが高音E♭とFの連続の箇所が多いので、吹きにくいかもしれません。  試奏
 6 My Funny Valentine  SG きれいなカラオケです。フェイク部がいいです。  試奏
 7 Stardust  AC 他の曲集に比べて易しめのアレンジで吹きやすいと思いますが、3連符が時々でてくるのと、2連の8分音符をevenに吹く箇所とスウィングさせて吹く箇所があるので、リズムの取り方に注意が必要です。  試奏
 8 スカボロー・フェア  SF この曲は、ヤマハのどの曲集でも同じカラオケを使っているようですね。ただ、調が曲集によって違います。ここでは、♯1つでF管の音域です。また、フェイク部のアレンジが他の曲集と少し違います。  試奏
 9 エトピリカ  SG/SF F管でも吹けますが、♯2つなのでG管の方が吹きやすいです。どちらの場合も、最後の2小節だけ1オクターブ上げる必要があります。  試奏
 10 Summer SG 楽譜には一カ所だけ音域外の低音Dが出てきますが、そこだけメロディーを変えても(2小節前のメロディーと同じにする)でも問題ありません。  試奏
 11 いとしのエリー AC サザンの曲にしては珍しくオカリナの音域にばっちりはまっています。(楽譜より1オクターブ低く吹いていますが。)試奏アップのために初めて吹きましたが、サビのところがいいですね。カラオケの雰囲気もいいし、フェイク部もいい感じですし、ガイド音もオカリナの音に隠れてしまうので、レパートリーに加えてもいいかも・・・。
なお、これは、♯一つでAC管の低音シから高音レの音域です。
ピアノだけの伴奏で♭2つで低音レから高音ファまでのカラオケと楽譜は、「オカリナ楽譜配信サイト おとタマ」の「ピアノ伴奏で奏でるオカリナ曲集」の中の「いとしのエリー」をクリックすると視聴、購入できます。
 試奏
 12 スイート・メモリーズ  SG ヤマハの「オカリナで吹くパーティー&ウェディング」に同じカラオケが載っています。(もう絶版になったようで、中古はかなり高値になっているようですが。)ただそちらは、♭1つでC管の音域でガイド音無し、こちらは♯2つでG管の音域でガイド音付です。このサイトで紹介している「Jazzyに響くフルート」に別のカラオケが載っています。  試奏
 13 木星(「惑星」より)  SG/DAC オーケストラをバックに気分良く吹けます。楽譜通りに吹くにはダブルAC管が必要ですが、試奏はSG管で、最初の部分を1オクターブ上げ、一カ所だけ出てくる低いDはAに変えて吹いています。  試奏
 14 ムーンライト・セレナーデ  SG この曲もヤマハの他の曲集で同じカラオケが載っています。「オカリナで吹くコンサート・レパートリー」「フルート シネマベストコレクション」に載っているものはC管の音域です。  試奏
 15 G線上のアリア  SG/AC AC管でも吹けますが、低音ド以下の音がよく出てくるので、吹きづらいかもしれません。試奏はSG管です。楽譜に「トリルは速すぎないように」という注意書きがあるのに気づかずに結構速すぎるトリルを入れてしまいました(^_^;)  試奏
16 夢のあとに  AC 美しく幻想的な旋律です。ただ、テンポがかなり遅いので、息継ぎ、息の使い方に工夫が必要です。楽譜通りだと、途中で1オクターブ高くしなければならないので、TAC管が必要ですが、試奏はAC管で途中は1オクターブ下げて吹いています。
試奏アップのために初めて吹いたので、まだ吹きこなせていませんが、呼吸法のいい練習曲になりそうです。
 試奏
17 クリスマス・ソング  SF/AC 試奏はSF管ですが、AC管でも吹けます。このサイトで紹介しているドレミ楽譜出版の「オカリナでメリークリスマス」に違うカラオケが載っています。高さはどちらも同じです。  試奏
18 リベルタンゴ   AC 格好いいのですが、途中と最後にタンゴのリズムを正確に刻まなければならない所があります。特に途中は同じリズムを16小節連続で刻まなければなりません。そこは吹かずにカラオケに任せてしまうこともできますが。
もう少し速めの方がいい方は、
「佐藤一美オカリナ曲集」「みるとオカリナカクテルVol.1」のカラオケをお勧めします。どちらもこのカラオケと同じ調で、佐藤一美さんのカラオケは、サックスの格好いい間奏が入っています。みるとさんのカラオケは、途中にオカリナの格好いいアドリブが入ります。トップページ末尾の表の「プロのオカリナ演奏者のもの」の中にありますので、覗いてみてください。
 試奏