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◇チャオ・チャオ・オカリーナ                    ドレミ楽譜出版社
第1巻 このシリーズは、オカリナ関係の多くの方から良い評判を聞いているので、最初に試奏することにしました。
「まえがき」に「吹きやすい音域、調性(♯、♭は少なめに)に配慮」「演奏効果の上がる、吹き栄えのするアレンジ」とあるように、吹きやすいのにとても素敵な響きです。
基本は三重奏か四重奏ですが、曲によって別編成のヒントも書かれています。
世界の歌、ポピュラー、クラシックが39曲も入っていて、そのうちの二曲は変奏曲でそれぞれ6曲分、9曲分あるのと同じなので、内容も充実しています。
編曲者が目安として難易度をABC分けていますが、私にとっては、Aの単純な曲のほうが、楽譜は簡単だけど低音管のロングトーンが多くて吹きづらかったです。

第1巻全曲を約10日間の空き時間を使って一気に試奏しました。便利な録音編集ソフトが使えるようになったので、初見で録音し始めて、躓いたらそこから取り直して切り貼りするという方法です。
今までソロ曲中心に楽しんでいたので合奏慣れしておらず、しかも、AF管、AG管、BC管はほとんど使っていなかったし、SF管、AC管は合奏用に新しく購入したもの(ソロ用より優しい息で高音も吹き込まないタイプ)を使ったので、それぞれの管の個性を把握しきれていないまま試奏しました。それで、各パートのリズムやピッチのずれが気になるところも結構ありますし、肺活量はあまりないほうなので、低音管のロングトーンは息も絶え絶えのところも^^;。でも、とても楽しいアレンジなので、ひたすら根性で乗り切りました。
とりあえず、曲の感じを掴む参考にはなるかと思います。

なお、時間節約のため、折り返しの部分は、ほとんど割愛しています。

曲目と試奏
第2巻  無伴奏の合奏は、それぞれの管のピッチの癖とか息づかいの違いとかがよくわかりますね。強い息の管と優しい息の管が混在するとピッチを合わせるのに苦労することがわかりました。
合奏の出来を左右するのは、ピッチとリズムですね。特に3rdや2ndパートは裏打ちのリズムを正確に刻まなければならないので、練習が必要だなと思います。

試奏は、ほとんどの曲がいきなり初見で吹き始めているので完成にはほど遠いですが、とても楽しめました。特に「エル・クンバンチェロ」は楽しいです。

曲目と試奏
 
第3巻  第3巻まで全部試奏を終わらせようと、根性だけで頑張りました。
ピッチやリズムの乱れを気にしている余裕がありませんでしたが、磨けば楽しい合奏ができそうです。

この第3巻では、高音を張りたい曲やテンポのいい曲は、SF、SG、AC,SC管も息強めのものを使ってみました。息強めのAF管と相性がいいなと感じます。(でも試奏を聞いても違いはあまりわからないかもですね。)

第1巻から第3巻まで全119曲、合奏なのでソロの数倍の労力と時間、それにリズムを一定に保つ緊張感×ピッチを合わせるための気遣いで、かなり疲れました。カラオケでソロを吹いている方がずっと気楽ですね。
でも、合奏ならではの楽しさがあるので、他の合奏曲集にも挑戦してみようと思っています。

 曲目と試奏
 
第4巻  2022年に出版されたた第4巻の全曲を試奏してみました。
上の3巻の時と違って、息弱めのAF管、AG管を入手、すべてのパートで息弱めの管を使えるようになったので、アンサンブルがしやすくなりました。

今回は、1曲(Shall we dance?)以外は、繰り返しの部分も省略せずに楽譜通りに吹いています。

初版なので、印刷ミス(明らかにわかるもの&だぶんミスだなと思われるもの)がいくつかあったので、個々の曲の説明欄に書いておきました。

短期間で全曲試奏するためにいきなり初見で吹き始めて、途中でつまずいたらそこから吹き始めて編集ソフトでつなぐという方法なので、アラが多いですが、曲選びの参考になれば幸いです。
素敵な曲がいくつも入っているので、人前で演奏するときには、気合いを入れて練習しようと思います!
(ダブルタンギングとロングトーンの練習を普段からさぼらずにやっていればもう少し楽に演奏できるんですけどね・・・。)

曲目と試奏
 


小山京子のオカリーナ合奏曲集[改訂版]               プリマミュージック
二重奏17曲、三重奏8曲、四重奏11曲が掲載されています。
チャオ・チャオ・オカリーナと比べると、簡単に吹ける印象で、下のパートがひたすら同じリズムを刻み続けるということはないので、どのパートもそれなりに楽しめますが、低音シやラも普通に使われています。

二重奏は、オカリナだけだと寂しい感じがするので、他の楽器で伴奏を付けた方がいいと思うのですが、コードが記載されていないのは残念です。

でも、どれもいいアンサンブルだと思います。初心者でもすぐ吹ける曲も多いです。それに楽譜中に吹き方のアドバイスや替え指の説明が付いているのも親切で助かります。ほとんどの曲に歌詞が付いているので、歌詞に合わせた演奏を工夫するのに役立ちます。曲の成り立ちや解説があるのもいいですね。

曲目と試奏


小山京子のオカリーナアンサンブル叙情曲集[改訂版]          プリマミュージック
二重奏14曲、三重奏26曲、四重奏8曲が掲載されています。
最初の数曲は簡単で短い練習曲のような感じで、アンサンブルの基本(リズムやピッチや息を合わせる)を丁寧に確認する練習用にいいかなと思いました。

やさしめの曲集なのかなと思って油断していたら、結構難しいフレーズも出てきます。初心者から上級者まで使えるということですね。
どの曲にもコードが付いているので、他の楽器を伴奏に使う場合に便利です。歌詞も付いているので、息継ぎの参考になります。

曲目と試奏


小山京子のオカリーナ・アンサンブルみんなが選んだ定番曲集       プリマミュージック
以前、カラオケ付の曲だけソロで吹いた試奏をアップしましたが、今回は全曲、楽譜通りの合奏を試奏してみました。35曲中15曲にカラオケが付いています。全曲コード付です。

曲目と試奏


小山京子の楽しいオカリーナアンサンブル曲集          プリマミュージック
カラオケやピアノ譜は無しで、コード表示だけあります。
模範演奏CD付です。ただ、試奏は模範演奏を聞かずに勝手に吹きました。
めずらしい曲も入っています。やさしめのアレンジですが、一つ一つの音を綺麗に出す練習やピッチやテンポを合わせる練習をじっくりするのにいいかもしれません。

曲目と試奏


かわいいオカリーナ合奏曲vol.3~5                  アルソ出版 
川崎優さん編曲のシリーズです。vol.1、2、4も出版されていますが、vol.3とvol.5だけ試奏してみました。どれもいいアレンジだと思います。それに、他の曲集で見かけない珍しい曲も載っています。パート譜が付いているのもありがたいです。

ただ、タイトルに「合奏曲」とありますが、ソロ曲(ピアノ伴奏譜付)も結構入っています。
それに、付属のCDも、巻によって内容が違います。vol.3は「参考演奏、一部の曲のマイナス1カラオケ(1st以外が入っている)」、vol.5は「参考演奏、一部の曲のピアノ伴奏のみのカラオケ」です。(ちなみに、vol.1、2は未確認ですが多分「参考演奏のみ」、vol.4は「参考演奏のみ」です。)
個々の曲の説明は、「曲目と試奏」をご覧ください。

曲目と試奏

オカリナ アンサンブルの楽しみ                ヤマハミュージックメディア


↓新版
現在、旧版、新版どちらも入手可能ですが、手元にある旧版を試奏してみました。旧版と新版では、曲数や曲目の一部が異なっています(違いは、下記をご覧ください)が、19曲は共通なので、新版購入を考えておられる方にも参考になると思います。(むしろ全曲違っていれば、両方購入してもいいんですけどね・・・。)

新版は未確認ですが、旧版の特徴は、次の2点です。
1)編成は、すべて三重奏ですが、表紙に「デュオでもトリオでも」とあるとおり、どの曲にも二重奏の場合にどのパートを吹くかの指定が書かれています。
2)この曲集では低音管は使いません。AC、SF、SCがあればOK。
旧版の25曲中、AC管だけ使う曲が1曲、SF管とAC管だけ使う曲が15曲、SC管も使う曲が9曲なので、低音管を持っていないグループにいいですね。
ただ、SC管は音が高すぎて苦手な方もいますね。その場合は、各パートをそれぞれ1オクターブ下の管で吹くといいでしょう。(曲によっては、そのほうが良さそうだなと思うものもあります。)
私は、SC管は普段あまり吹かないので、SC管の練習のためにそのまま試奏しました。ただ、吹き慣れていない分、ピッチや音質がまだまだ不安定ですけど(^^;)。SC管の響きが苦手な方は、音量を下げて聞いてください。

曲目と試奏

[旧版と新版の違い]
@旧版は25曲、新版は30曲
A旧版だけの曲は6曲:あまちゃんオープニングテーマ、人生のメリーゴーランド、アイ・ガット・リズム、夢はひそかに(シンデレラ)、星条旗よ永遠なれ、結婚行進曲
B新版だけの曲は11曲:涙そうそう、糸、さんぽ(トトロ)、見上げてごらん夜の星を、君をのせて、さとうきび畑、コンドルは飛んでいく、Happy Birthday to You、私のお気に入り、もろびとこぞりて、ジングル・ベル

オカリナ・アンサンブル曲集                      ドレミ楽譜出版社
リコーダー用の編曲で評価の高い菊地雅春さんが、スイートポテトオカリナ合奏団の小林達夫さんの協力を受けてオカリナ合奏用に編曲した曲集です。
対位法や凝った和音を使った素敵な編曲で、「故郷」「遠くへ行きたい」「アヴィニョンの橋で」「大きな古時計」などのよく知られている単純な曲がクラッシックの室内楽のように感じられます。
また、M.グールドの「パヴァーヌ」(ジャズ風)、ピーナッツベンダー、シンコペーテッド・クロックなど珍しい曲も素敵にアレンジされています。
しかも、オカリナの特性を理解して、低音ラをなるべく避ける配慮もあり、オカリナ演奏に役立つ解説も載っています。
パート譜付なのもいいですね。
私の「推し」の曲集です。

ただ、2021年9月末現在、在庫切れになっているようです。もしどこかで見かけたら、入手をご検討ください。(ずっと以前に購入していたので、もっと早く試奏すべきでした。^^;)

2021年10月3日追記
知人が楽天で注文できたそうです!


曲目と試奏

オカリナ四重奏のための春夏秋冬               スイートポテトオカリナ合奏団
スイートポテトオカリナ合奏団の小林達夫さんの依頼で夏目久さんが編曲した素敵な四重奏曲集です。
単純な童謡・唱歌のメロディーにクラッシック音楽のような凝ったアレンジがなされていて、吹いていてうっとりしてしまいます。

また、オカリナ奏者小林達夫さんによるオカリナならではの吹き方のコツや技法、演奏上の留意点などが細かく解説されていて、とても参考になります。数種類のタンギングの使い分けや練習方法、息の吸い方吐き方、他にもなるほどと思う知識がいろいろ書かれています。(楽譜の最初にはオカリナ演奏上の全般的な解説。楽譜の最後には各曲毎の解説が載っていますから、吹く前に必ず読んでおくほうがいいでしょう。)

全20曲すべて、1stと2ndがAC、3rdがAF、4thがBCの楽譜で、3rdは実音と移調譜の両方が記載されています。ただ、ACで低音域が多い場合は、AFやAGに持ち替えると楽に吹けることもあります」というアドバイスが書かれているので、試奏でも持ち替えて吹いたものがあります。
また、低音楽器がない場合、代用するのにいい楽器の種類も書かれていますから、3rd、4thを他の楽器で演奏するのも面白そうですね。

なお、春夏秋冬の曲が5曲ずつ入っていますが、春の曲はシンプル目のアレンジ、夏頃から徐々に凝り始めて、冬にはかなり凝った編曲になっています。編曲者がだんだんのめり込んでいったのでしょうか?w

上の菊地雅春さん編曲の「オカリナ・アンサンブル曲集」と同じくらい素敵な編曲なので、これも私の「推し」の曲集です。
特に
★★を付けた2曲は大好きです。

試奏は、とりあえず吹いてみただけなのでアラだらけですが、小林さんのアドバイスをもとに練習していきたいです。

曲目と試奏




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 オカリナ合奏曲集(カラオケ無し)

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